WSLのUbuntuをGUI化させるリベンジ(今回こそ成功させるぞ!)

皆さんこんにちは、紫夜千景です。


先日、WSLのUbuntuをGUI化させる記事を投稿しましたが失敗に終わったので今回はそのリベンジと行きましょう。


今回も、前回の記事と同じように既にWSLにUbuntuをインストールしている前提で話を進めていきますのでまだインストールできていない方はこちらの記事を参考に作業を進めてください。



さあやっていくぞ!!!


最初からやり直していくので使うツールは前回と似ているのですが、千景さんがツールをアンインストールしたのでインストールをもう一回やる羽目になりました。


だから記事は前回と同じところはコピペして流用します。


VcXsrvというツールのインストールから始めます。


まず最初に、Windows側でこのページにアクセスします。


こちらのツールを使いますので、サイト内のダウンロードボタンを押してインストーラーをダウンロードします。

ダウンロードボタンを押して5秒くらいするとダウンロードが始まるのでちょい待ちましょう。


ダウンロードが終わるとこんな感じのファイルがありますので、こちらをインストールしていきますが、管理者権限が必要なので注意しましょう。



管理者権限で開くとこんな感じの設定画面が出ますが、大した希望がなければそのまま進めてください。


インストール先も希望がなければそのままインストール!!



インストールが終わり、デスクトップにこんなアイコンが出てきたら一旦Windowsでやることは終わりです。


次の作業はUbuntu側で行うのでUbuntuのターミナルを起動させておきましょう。


ターミナルが起動したら

  • sudo apt-get update 
  • sudo apt-get upgrade 

でソフトウェアなどを最新のものにしておきます。


ソフトウェア類の更新が終わりましたら、お次はWSLのUbuntuには、デスクトップ用環境が用意されてない(と思う)ので必要なツールをインストールしていきましょう。


ターミナルを開き「sudo apt install xfce4」と入力し実行します。


sudo」を使うので、もちろんパスワード入力が要ります。


また、結構な数のツールのダウンロード・インストールを行うので859MBとかいうほぼ1GBのデータ容量を食うので注意しましょう。



やり直した今回は400MB程度で済みました。

が、それでもちょっと大容量なのには変わりないので


やめるならここがラストです。

「はい」ならy、「いいえ」ならnを入力し、続けましょう。



今回は前回インストールしたソフトが若干残っててインストール・自動設定含めて2分ほどで完了しました。


今回YouTubeはみていないのでちゃんと2分ですよ。コーラは飲みながら作業してますが。


お次に、DISPLAY環境変数を設定します。

これは、デスクトップの画面をどう表示するか...みたいなやつです。

正直分かりません。


※上の水色で囲ってある画像は失敗なのでマネしないでください。



ここで、一瞬Windows側の作業に戻ります。

Windows PowerShellを起動し、「ipconfig」を実行します。

実行したら、下の方にWSLと書かれた場所があると思いますので、

そこの「IPv4アドレス」の部分のIPアドレスを控えておきましょう。


画像で黄色の線が引いてあるところにIPv4アドレスが書かれています。


IPアドレスを控えたら、Ubuntu側に戻り、

nano ~/.bashrc」と実行します。


するとカラフル文字列がズラーっと出てくるかと思いますので、方向キーを使うかスクロールで一番下まで移動します。


一番下まで移動したら、改行して、「export DISPLAY=IPアドレス:0」を記入します。

ここで指定しているIPアドレスというのは、この前にやった「IPv4アドレス」で控えておいたIPアドレスを記入しましょう。



記述するとこんな感じになると思います。

IPアドレスは緑色の線が引いてあるところに書いてあります。



そしたら、Ctrl+Xで終了しますが保存するかどうか聞かれるので「y」と入力して保存します。

書き込むファイルもそのままでEnterで保存しちゃってください。


その後は、保存したファイルを再読み込みするために「source ~/.bashrc」と実行します。


これを実行してコマンド入力状態に戻ったら終了です。


終わったら、一度ターミナルを最小化してWindowsでの作業に戻ります。



Ubuntu側の設定は済んだので、一旦Windows側に戻り、先ほどインストールしておいたXLaunchを起動します。

↑これ


XLaunchを起動し、最初に4つの中から選ぶように言われますがこの時に左上の「Multiple windows」を選択しないようにしましょう。

前回ミスったのはこれを設定していたからなのかもしれませんね。(そんなことはなかった)


今回は左下の「One large window」を選択しましょう。


青色の線で囲ってあるやつです。

色がラビットタンクみたいになっているのはたまたまじゃなくて狙いました。



その次の画面はそのままの状態で大丈夫ですが、3つ目の画面では設定が必要なので一旦止まりましょう。

2つ目の画面。何も変更する必要はないと信じておく。


3つ目の画面では、以下のように表示されますが


Extra settings」の「Disable access control」にチェックを入れておきましょう。



その下の「Additional parameters for VcXsrv」の欄には何も入れなくて良いです。

実験したら入力は必要なし。



そしたら設定完了画面が表示されるので「完了」を押しましょう。


こんな黒い画面が立ち上がると思うので、立ち上がったらUbuntu側のターミナルを開いて

startxfce4」と実行しましょう。


実行するとターミナルが数行動いたのち、黒い画面に


こんな水色のネズミが表示されたら完了です。


右上の緑色の線が引いてあるところにはUbuntuでのユーザー名が入力されています。


お疲れさまでした!!!!!!!!!!!!!!


いろいろあってようやく出来たので達成感デカすぎます!!!


ちなみに、エクスプローラーは動作するんですが、画像の中の「407MB Volume」とかWebブラウザ系とか実行するとエラー吐きやがりますが今回の目的はあくまでGUI化させることなのでエラーの解決方法は端折ります。

エラーはいずれ解決したいと思ったらやります。



というわけで、

G☆U☆I☆化☆成☆功!!!



ちなみに前回失敗していた原因:ネットワーク系の設定ミス


みんなちゃんとネット系設定ミスらないようにね!!!



参考文献:

https://hackmd.io/@YNHOqM1VShS0xKSpxGLm2A/BylPchfkO

https://qiita.com/WGG_SH/items/6680a24c58f48b93772b

https://qiita.com/baibai25/items/5841b0592727893d960f

https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1812/06/news040.html

https://qiita.com/ryoi084/items/0dff11134592d0bb895c

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